【シャドウバース】第4弾「神々の騒嵐」カード感想2(エルフ編)
前回のニュートラルに続き、今回はエルフです。
(3/26更新)
- S:最強、ぶっ壊れ、これから嫌というほど見そう
- A:強い、優先的に採用したい
- B:まあまあ、環境によっては採用したい
- C:微妙、あまり見かけなさそう
- D:ゴミ
の5段階で採点しています。
エルフクイーン
7/6/6 レジェンド
ファンファーレ 自分のリーダーを「自分の墓場の枚数」と同じだけ回復して、自分の墓場を0にする。
評価:A
エルフは低コストカードが多いので、7ターン目にプレイしても最低10は回復できるでしょう。コントロールエルフなら被ダメージを抑えられるので、プレイすればほぼ全回復という感じになると思います。フェアリービーストと比べると回復量が多く、回復量が安定するが使い回しや連発ができないという感じですが、白狼を採用したデッキなら次ターンに比較的安全に白狼を出せるため悪くないと思います。
深き森の異形
8/8/8 レジェンド
攻撃時 相手のリーダーを攻撃したなら、相手のリーダーの体力が0になるようにダメージを与える。
評価:B
まさかのエクストラウィンカードが登場しました。ものすごい事が書いてあるように見えますが、8コストの大型フォロワーを出された返しのターンでそのフォロワーを処理できずにフェイスに攻撃されるような状況になってしまった場合、ほぼ負け確なのでこのカードでわざわざ勝ちを狙いにいくのはどうなのかなという感じです。どのデッキにも入っている確定除去カードで簡単にお亡くなりになるのもフィニッシャーに据えにくいです。白狼やエンシェントフォレストドラゴンを絡めるというのも考えましたが、複数枚のカードを絡めるならセラフビショップでいいじゃんって感じです。
クリスタリア・エリン
6/4/6 ゴールド
守護
ファンファーレ 自分のリーダーを3回復。
エンハンス 8; その後、自分のEPを1回復。
評価:S
またエルフの中型有能守護が出ました。第3弾のマヘスは0コストフォロワーを使う枠をティアと争うためにたまに見る程度でしたが、このカードは文句なしで使われまくることでしょう。エンハンス効果で回復したEPはこのフォロワーに使うことが多そうですが、相手のフォロワーを取りつつ回復しつつ守護まで立てられるとか強すぎますね。コントロールエルフには是非入れたいです。
フェアリーケージ
4コスト アミュレット ゴールド
自分がカードをプレイするたび、自分の他の手札にフェアリーが0枚なら、フェアリー1枚を手札に加える。
評価:C
第4弾では各クラスに強そうなアミュレットが収録されていますが、このカードは4コスト使う割には微妙そうです。アミュレットを置いた分のディスアドをエルフクイーンや森の意志等で取り返しつつ常にそれなりの手札枚数をキープした状態でフィニッシュまで持っていけたりしないかなと考えましたが、収穫祭が4コストになってまったく使えなくなったのにこのカードが使えるわけなかったですね。
ジャングルの守護者
5/4/5 ゴールド
守護
ファンファーレ エンハンス10; ジャングルの守護者1体を出す。その後、自分のジャングルの守護者すべては疾走を持つ。
評価:S
まーたエルフの中型有能守護が(ry 守護版アルベールという感じで、エンハンスなしでも仕事をし、エンハンスありなら一気にフィニッシャーになります。エンハンス時、実質8/10の疾走+守護を出しているようなもので、コントロールエルフのフィニッシャー有力候補間違いなしです。どうせ進化で取られるから4、5コストの守護は微妙とはいえ、このエンハンスはちょっとやり過ぎなのでは...
エルフの執事・ヴィスト
4/2/5 シルバー
守護
自分が元のコスト6以上のエルフ・フォロワーをプレイするたび、このカードのコストを-3する。
評価:B
スタッツは裁きの悪魔や上級アルケミストと同じで悪くなく、フローラルフェンサー、ビショップのハゲの進化で取られないので先行4ターン目に置ければ強いです。これだけでも強いのに、なぜかコストが軽くなる効果がついています。エルフのコスト6以上のカードは種類が少なく、ティア等のトリガーに使うよりは高コストフォロワーに蓋をする使い方がよさそうです。効果はいいんですがわざわざ採用するほどではないかもしれません。
人喰いの庭
3コスト アミュレット シルバー
カウントダウン 2
相手のターンに、相手のフォロワーが自分のリーダーに攻撃するとき、そのフォロワーに2ダメージ。
評価:B
3ターン目に置くと、先行なら相手の3、4ターン目に、後攻なら相手の4、5ターン目に効果が働きますが、その間に相手の場にいるフォロワーの体力は2~4がほとんどで、2なら倒せるし3なら返しのターンでエルフやメイで倒せるため少なくともこのカードを置いた返しのターンでは相手フォロワーがリーダーを殴りにくい状況を作れるのではないでしょうか。エンシェントエルフやグリームニルと違って対策されにくいのもいいです。ただ後半にはゴミになってしまうので枠の関係上エンシェントエルフ、グリームニルでいいという感じになると思っています。
小さな勇士・スクナ
2/2/2 シルバー
進化時 このターン中にカードを3枚以上プレイしていたなら、+2/+2する。(進化後スタッツ4/4)
評価:A
進化時効果が発動すれば6/6というスタッツになり、エルフなら簡単にこの効果を発動できるので相当強いと思います。アグロ、テンポエルフで文句なしで採用されそうです。ドラゴンのムシュフシュのような感じで、出されたら必ず進化される前に処理しないといけないですね。
ビートルウォーリア
3/2/3 ブロンズ
ファンファーレ このターン中に(このカードを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、+1/+1して、疾走 を持つ。
評価:A
3コスト標準スタッツを持ちつつ中盤以降なら簡単に効果が発動しますので、アグロ、テンポエルフには4枚目以降のリノセウスという感じで採用するのがいいでしょうか。第3弾環境ではアルベール、アルビダ3積みで疾走フォロワーでフィニッシュするタイプのアグロロイヤルが強かったですが、エルフでも似たような事ができるようになりそうです。
ドリアード
2/1/2 ブロンズ
交戦時 交戦する相手のフォロワーを-1/-0する。
評価:C
蝙蝠やエルフを一方的に倒せますが、2/2/2フォロワーを倒せなかったり放置されたら辛かったりと微妙そうです。
3/1/4 ブロンズ
自分のターン終了時、自分の他のフォロワーすべてを+0/+1する。
評価:B
体力1のエルフにエンジェルバレッジのようなカードに対する除去耐性を付けることができます。おもしろそうですが、使うなら4枚目以降のリザという感じでしょうか。
【シャドウバース】第4弾「神々の騒嵐」カード感想1(ニュートラル編)
公式ページに新カード情報が結構載せられているので、感想を書いていきたいと思います。
3月18日現在、公式ページには74枚のカードが公開されていますが、今回のパックは全104枚でレジェンドが各クラス2枚になるそうです。レジェンドの排出確率が今と変わらないならカードを揃える難易度が上がることになりますが、現状無課金でも2pickを頑張れば余裕でレジェンドをコンプできちゃうくらいで、生成も使えばほとんどのデッキを作れる感じだったので各クラスレジェンド2枚の方が課金者と無課金者の適度な格差ができていいんじゃないかなと思います。
PVは安定のかっこよさですね。このPVによると、リリース日は3月30日だそうです。
(3/26更新)
また、今回から評価をわかりやすくするために、
- S:最強、ぶっ壊れ、これから嫌というほど見そう
- A:強い、優先的に採用したい
- B:まあまあ、環境によっては採用したい
- C:微妙、あまり見かけなさそう
- D:ゴミ
の5段階で全カード採点してみたいと思います。
9/8/8 レジェンド
ファンファーレ 自分のリーダーを4回復。
攻撃時 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
評価:A
コントロールデッキの9、10コスト帯は、オリヴィエ、バハムート、ゼウスなどがいて枠を争いますが、サハクィエルが入ったデッキで採用するとよさそうです。回復効果はサハクィエルでは発動しませんが、イスラーフィルとルシフェル両方を採用し、場面で使い分けるのが強そうです。ただ、血餓の女帝を使っていて感じるのですが全体2点ダメージは絶妙に使いづらく、刺さらない場面が結構多いです。イスラーフィルをサハクィエルで出すと、サラマンダーブレスのように1体はほぼ確実に持っていけるのですが、9、10コスト帯の枠は本当にきついので結局サハクィエルとのコンボはルシフェルだけでいいとなるんじゃないかなと思っています。
癒しの奏者・アンリエット
7/4/5 ゴールドレア
ファンファーレ 攻撃済み状態の自分の他のフォロワー1体を、攻撃していない状態にして、体力を上限まで回復する。
評価:C
攻撃力が高いフォロワーでフェイスを削るのにも盤面を処理するのにも使えますが、盤面処理に使うとビショップのサリッサみたいな7コスト中型突進フォロワーを出すのとやってることはあまり変わらないので、アグロネクロで育ったシャドウリーパーを2回攻撃させるとかコントロールロイヤルで高スタッツフォロワーに使ってアルベール圏内に入れるとかの方が奇襲性が高くてよさそうです。
...ガブリエルでいいじゃん。
風の軍神・グリームニル
3/2/3 ゴールド
守護
ファンファーレ エンハンス 10; 相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに1ダメージ。これを4回行う。
評価:S
エンシェントエルフ以来の3コスト2/3守護です。コントロールデッキには必須となりそうで、逆にアグロデッキではこいつを倒すために3コスト3/2フォロワーが必須になりそうです。現状、3コストフォロワーは3/2/3や3/2/2以下で何かしらの効果を持ったフォロワーがよく使われていますが、3コストフォロワー事情が大きく変わりそうです。エンハンス効果は重いですが、全体4点はそれなりのフォロワーを持っていけるので文句なしに強いですね。
ゴブリンプリンセス
5/2/1 シルバーレア
ファンファーレ ゴブリン2体を出す。
ラストワード ゴブリンキング1枚を手札に加える。
ゴブリンキング
4/5/5
守護
評価:A
実質スタッツ5/4/5と5コスト標準のスペックを持ち、ラストワードで手札に入るゴブリンキングもレイジングエティンの完全上位互換ということでインフレを感じさせるカードです。基本的にフォロワーを横に並べた方が処理されにくいので、アグロ~ミッドレンジで幅広く採用されそうです。エンシェントレオスピリットで一掃されるのは仕方ない。
均衡の大梟
4/3/3 シルバー
ファンファーレ 自分のデッキにニュートラル・カードが20枚以上残っているなら、+2/+2する。
評価:B
専用の構築にすれば中盤ならほぼ確実に4/5/5になり、相手の進化後フォロワーを進化で取りつつ場に残ることができます。フローラルフェンサー、ビショップのハゲで取られないのもいいですね。ニュートラルにはリリエルやミニゴブリンメイジ、フィーナなど強いカードが揃っていますのでニュートラル中心デッキが活躍できる時が来るかもしれません。わがままプリンセスなどと同じ感じになるならファンファーレが発動するかどうかは出してみないとわからないので後半に出すときは注意が必要です。
彷徨の詩人・エルタ
2/2/2 シルバー
進化時 お互いのリーダーは「ファンファーレ 能力を働かせることができない」を持つ。この能力は、このフォロワーが場を離れるとき失われる。
評価:C
面白そうな能力ですが、このカードが進化するのが4~6ターン目として、大体相手の進化後フォロワーで取られてしまうのでこの能力を活かせる事は少なそうです。進化時能力は発動してしまうのも微妙ですね。
アックスファイター
3/2/3 ブロンズ
ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3する。
評価:D
弱いですが、ニュートラル中心のデッキで3コストフォロワー枠で仕方なく採用されることがあるかもしれないです。
力比べ
3コスト アミュレット ブロンズ
カウントダウン 2
このアミュレットが場にある限り、お互いのフォロワーすべてと新たに場に出たフォロワーすべては、相手の場に攻撃できるフォロワーがいるならリーダーを攻撃できない。
評価:C
3ターン目に出すと進化可能になって進化後フォロワーで盤面を取り合う4ターン目まで相手の動きを制限できます。しかし、このアミュレットを置くことで相手が事故ってない限り相手より盤面が弱くなりますので、自分が出す2、4コストフォロワーが守護を持つ程度の効果であることを考えるとグリームニルでいいじゃんって感じですね。
オウルキャット
2/2/1 ブロンズ
交戦時 交戦する相手のフォロワーの攻撃力が1なら、そのフォロワーを破壊する。
評価:C
エルフ蝙蝠絶対殺すマンです。対アグロヴァンプだとそれなりに仕事をしそうですので環境次第で入れてみてもいいかもって感じですが、第4弾環境ではコントロールデッキが強化される気がするので結局使われないんじゃないでしょうか。
ワイズマーマン
1/1/1 ブロンズ
ファンファーレ 自分の他のニュートラル・フォロワー1体の攻撃力を+1する。
評価:D
ニュートラル中心のアグロデッキ用のカードですが、1/1/1は処理されやすく、1ターン目に出すのは確実にゴブリンの劣化になるので微妙ですね。
雑誌で公開されたカードはともかく、公式ツイッターや公式生放送で公開された新カードですら公式ページに載せないのはなんとかして欲しいですね。
【プロ野球】WBC2017簡単にルール説明+チーム紹介(プールB)
前回に続き個人的メモです。メジャーリーガーを調べてたら色々書きたいことが出てきたのでチーム紹介とかしてみます。
簡単にWBCのルール説明
最初に簡単にサクッとルール説明します。WBCは2006年からはじまり、2009年に2回目が、そこからは4年に1度開かれています。4回目となる今回は予選も含めると28の国が参加しており、予選を勝ち抜いた4つの国(オーストラリア、イスラエル、メキシコ、コロンビア)と予選免除の12の国の計16国が、4つのグループ(プールA~D)に別れてそれぞれのグループで各1回の総当たり戦を行い(1次ラウンド)、それぞれのプールの4チーム中上位2チームが2次ラウンドへ進出します。さらに、2次ラウンドはプールE、Dに別れて総当たり戦を行い、それぞれのプールの上位2チームが準決勝に進みます。
1次ラウンドの組分け (赤文字は1位勝ち抜け、青文字は2位勝ち抜け)
プールA
台湾、イスラエル、韓国、オランダ
プールB
オーストラリア、中国、キューバ、日本
プールC
カナダ、コロンビア、ドミニカ、アメリカ
プールD
2次ラウンド組分け(赤文字は1位勝ち抜け、青文字は2位勝ち抜け)
プールE
プールF
プールFは3月18日現在、アメリカ1勝0負、プエルトリコ1勝0負、ドミニカ1勝1負、ベネズエラ0勝2負となっています。
トーナメント表です。以下のページより拝借しました。詳しいルールもこちらからどうぞ。
このトーナメント表、国旗だけじゃわかんねーよ!って思ってるんですが僕だけなんでしょうか。
プールBのチーム紹介
オーストラリア
メジャーリーガーはおらず、2010年に発足した自国のリーグ「ABL」やマイナーリーグに所属している選手が中心です。2004年のアテネオリンピックでは阪神のジェフ・ウィリアムスがいたとはいえ、マイナー、独立リーグの選手中心で銀メダルを獲得しました。しかし、WBCではこれまでの大会すべてで1次ラウンド敗退という結果です。今回は予選を勝ち抜いて本戦に参加しましたが、またしても1次ラウンド敗退。
中国
メジャーリーガーはおらず、2002年に発足した自国の「中国野球リーグ」の選手が中心です。オーストラリア同様、これまで1次リーグ敗退が続いていましたが、今回も1次リーグで敗退しました。
キューバは少し特殊で、メジャーでプレーしているキューバ出身の選手はたくさんいるのですが、キューバがアメリカと国交を断絶しているためにキューバ人がメジャーでプレーするには亡命するしかありません。将来有望なキューバ人は、国家公務員扱いで給料が安いキューバリーグではなく、稼げるメジャーリーグでプレーするために亡命してしまうため、代表チームは国内リーグでプレーしている選手のみで構成するしかないため年々弱くなっています。
キューバは2013年に自国の野球選手が海外でプレーできる制度を確立し、日本にもセペダ、グリエル、デスパイネなどが来日しましたが、この制度を使ってアメリカでプレーするのは難しいそうです。2次ラウンドE組敗退。
- アルフレド・デスパイネ(30)
2016年までロッテでプレー。来シーズンからはソフトバンクへ移籍。キューバからの選手は日本のシーズンが終わった後、12月から4月までキューバリーグでプレーしてからまた日本でプレーしないといけないので疲労が心配されていましたが、デスパイネは今のところ毎年成績を上げてきています。WBCで打率.474と好調でしたのでオリックスファンの僕としては来シーズンが怖いですね。2016年 打率.280 24本 92打点
【プロ野球】WBCに出場しているメジャーリーガー(プールA)
個人的なメモです。思っていた以上にたくさんいたので分けます。
オランダ
- ザンダー・ボガーツ(24)
レッドソックスの正遊撃手で、昨年はオールスターにも初選出。2016年打率.294 21本 89打点。
- ディディ・グレゴリウス(27)
ヤンキースの正遊撃手。2016年打率.276 20本 70打点。
- ジュリクソン・プロファー(24)
レンジャーズで内野のユーティリティとしてプレイ。2016年打率.239 5本 20打点。
- ジョナサン・スコープ(25)
オリオールズの正二塁手。2016年打率.267 25本 82打点。
- アンドレルトン・シモンズ(27)
エンゼルスの遊撃手。2016年は規定打席に少し届かなかったが、打率.281 4本 4打点を記録。ゴールドグラブ賞を2度受賞しており守備力も高い。
韓国
- オ・スンファン(34)
日本で2014、2015年と活躍した後、カージナルスに移籍し、登板76試合、防御率1.92、19セーブを記録。
台湾
台湾代表にメジャーリーガーはいません。ちなみに、台湾はプロ野球側とアマチュア側のどちらが指揮を取るかで揉めた結果、台湾で一番の人気球団である「ラミゴ」がボイコットするなど、色々ゴタゴタしているそうです。
イスラエル
- ジェイソン・マーキー(38)
現在はFAだが、メジャー通算124勝の投手。
- タイ・ケリー(28)
メッツの野手。内外野を守れる。2016年メジャーデビューした。
他にも、メジャー経験のある選手、マイナー所属選手が複数います。チームは28人中27人がユダヤ系アメリカ人で、今回が初のWBC参加ですが期待されているらしいです。