【プロ野球】WBC2017簡単にルール説明+チーム紹介(プールB)
前回に続き個人的メモです。メジャーリーガーを調べてたら色々書きたいことが出てきたのでチーム紹介とかしてみます。
簡単にWBCのルール説明
最初に簡単にサクッとルール説明します。WBCは2006年からはじまり、2009年に2回目が、そこからは4年に1度開かれています。4回目となる今回は予選も含めると28の国が参加しており、予選を勝ち抜いた4つの国(オーストラリア、イスラエル、メキシコ、コロンビア)と予選免除の12の国の計16国が、4つのグループ(プールA~D)に別れてそれぞれのグループで各1回の総当たり戦を行い(1次ラウンド)、それぞれのプールの4チーム中上位2チームが2次ラウンドへ進出します。さらに、2次ラウンドはプールE、Dに別れて総当たり戦を行い、それぞれのプールの上位2チームが準決勝に進みます。
1次ラウンドの組分け (赤文字は1位勝ち抜け、青文字は2位勝ち抜け)
プールA
台湾、イスラエル、韓国、オランダ
プールB
オーストラリア、中国、キューバ、日本
プールC
カナダ、コロンビア、ドミニカ、アメリカ
プールD
2次ラウンド組分け(赤文字は1位勝ち抜け、青文字は2位勝ち抜け)
プールE
プールF
プールFは3月18日現在、アメリカ1勝0負、プエルトリコ1勝0負、ドミニカ1勝1負、ベネズエラ0勝2負となっています。
トーナメント表です。以下のページより拝借しました。詳しいルールもこちらからどうぞ。
このトーナメント表、国旗だけじゃわかんねーよ!って思ってるんですが僕だけなんでしょうか。
プールBのチーム紹介
オーストラリア
メジャーリーガーはおらず、2010年に発足した自国のリーグ「ABL」やマイナーリーグに所属している選手が中心です。2004年のアテネオリンピックでは阪神のジェフ・ウィリアムスがいたとはいえ、マイナー、独立リーグの選手中心で銀メダルを獲得しました。しかし、WBCではこれまでの大会すべてで1次ラウンド敗退という結果です。今回は予選を勝ち抜いて本戦に参加しましたが、またしても1次ラウンド敗退。
中国
メジャーリーガーはおらず、2002年に発足した自国の「中国野球リーグ」の選手が中心です。オーストラリア同様、これまで1次リーグ敗退が続いていましたが、今回も1次リーグで敗退しました。
キューバは少し特殊で、メジャーでプレーしているキューバ出身の選手はたくさんいるのですが、キューバがアメリカと国交を断絶しているためにキューバ人がメジャーでプレーするには亡命するしかありません。将来有望なキューバ人は、国家公務員扱いで給料が安いキューバリーグではなく、稼げるメジャーリーグでプレーするために亡命してしまうため、代表チームは国内リーグでプレーしている選手のみで構成するしかないため年々弱くなっています。
キューバは2013年に自国の野球選手が海外でプレーできる制度を確立し、日本にもセペダ、グリエル、デスパイネなどが来日しましたが、この制度を使ってアメリカでプレーするのは難しいそうです。2次ラウンドE組敗退。
- アルフレド・デスパイネ(30)
2016年までロッテでプレー。来シーズンからはソフトバンクへ移籍。キューバからの選手は日本のシーズンが終わった後、12月から4月までキューバリーグでプレーしてからまた日本でプレーしないといけないので疲労が心配されていましたが、デスパイネは今のところ毎年成績を上げてきています。WBCで打率.474と好調でしたのでオリックスファンの僕としては来シーズンが怖いですね。2016年 打率.280 24本 92打点